下記の文章及び図等は仙台市HP「仙台市人事行政の運営等の状況について 各任命権者の人事行政運営状況の概要」より引用したもの(https://www.city.sendai.jp/somu-jinji-jinji/shise/shokuin/jinji/documents/r2jinjigyousei1.pdf)
令和元年度4月1日時点の職員数は、14,465人。
下図は以前に当ブログで書いたものである。
比較しても特に変わった点はなく、毎年懲戒処分者は一定数現れる。
教職員数の関係で職員数が増えていることを考えると、以前と比べると抑えられるている方なのかもしれない。
心身の故障の場合による分限処分者数も減り、快適な職場環境となったのだろうか。
しかしながら、事務処理の悪質な誤りが後から判明する事例があることから単年度のみで判断するのは早計である。
具体事例を引用させていただいたが、毎年似たような事例である。
どうしても仕事を休みたいがための虚偽報告、性犯罪、悪質な事務処理隠蔽の3パターンである。
今後も定期的にチャックしていきたい。
具体事例1(仙台市記者発表資料「懲戒処分の公表について」より引用 http://www.city.sendai.jp/somu-jinji-jinji/kisha/20191215.html)
1 所属 青葉区区民部
2 職位 一般職
3 年代 50歳代
4 処分の内容 停職1月
5 処分の理由
平成28年11月、事実が存在しないにも関わらず父親が危篤状態となり看護が必要であるとの虚偽の報告を行い、不正に看護休暇(危篤休暇)を3日間取得したもの。また、平成29年2月から同年3月までの間、計10日と35分の勤務を欠いたもの。さらに、分限休職期間中、職務命令に反し、医療機関の受診および診断書の提出を遅滞したもの。
6 処分年月日 令和元年12月24日
具体事例2(仙台市記者発表資料「懲戒処分の公表について」より引用 http://www.city.sendai.jp/somu-jinji-jinji/kisha/20191011.html)
1 所属 子供未来局児童相談所
2 職位 一般職
3 年代 30歳代
4 処分の内容 懲戒免職
5 処分の理由
平成31年2月2日に、児童相談所で一時保護中の女児に対し、わいせつ行為を行い、また、同年3月14日に、児童相談所で一時保護中の別の女児に対し、同様の行為を行ったもの。さらに、平成31年4月以降、児童相談所事務室内のパソコンに保存されていた別の女児の写真を自身のスマートフォンで撮影し保存していたもの。