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衆議院議員選挙結果について(宮城1・2区)


 1.はじめに

 図は最近の選挙結果をまとめたものである。個人的には穏やかな選挙であったと感じている。

 

 2.結果について

 今回の衆議院議員選挙の注目は宮城2区であった。東北で最も有権者が多い選挙区なのに、与党と野党系候補の一騎打ちとなった。実際に当選確実が出るのが最後の最後まで遅れ、1,316票差の接戦だった。仙台市長選と平成28年の参議院議員選挙の結果を考えれば、野党系候補が当選するものだと思われた。そして、自民党に追い風が別に吹いていない中でも秋葉氏は勝利した。秋葉氏は、前回の衆議院選挙よりもさらに獲得票数、獲得割合も増やしているので、有権者から実績等を評価されたことが一つの理由であろう。野党系候補は無所属での出馬なので比例はない。ここまでの接戦でありながらALLorNothingなのが小選挙区の厳しいところ、問題である。鎌田氏は落選しても、翌日の早朝から某所で朝立ちをしてご挨拶をしていたことはしばらく忘れないだろう。

 宮城1区については、現役の仙台市議会議員でしかも同じ会派の2人が立候補するという異例の事態だと私は勝手に思っていた。案の定小選挙区では自民党の土井氏が当選した。挑戦することや自らの信念を持ち行動を起こしたことには敬意を表したい。

 結果としては、前回と変わらない結果となった。これは今までの活動を評価された結果とも言える。ご当選された方の国政の舞台でのさらなるご活躍を願っている。

 

                                      閃光のクレア